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ぴょんぴょん 1989年11月号の出品です。
ぴょんぴょんは小学館が発行していた少女漫画雑誌で、少女版コロコロコミックの様なコンセプトで1988年に創刊しました。
(1992年にちゃお に吸収されるかたちで廃刊)
短命かつ発行部数も少ないため、希少価値の高い少女マンガ雑誌の1つです。
【状態】
当時物ですので色褪せ、擦れ、汚れ等ございます。
こちらは年数の割に状態が良く、巻頭の銀剥がしや付録等も未使用で付いております。
各画像をご確認頂いて、ご検討お願い致します。
発売から30年程経過している古本ですので、神経質な方、気になる方はご遠慮下さい。
【発送】
匿名ヤフネコ便3種(ネコポス、宅急便コンパクト、通常宅急便)の中からご希望の物をご選択下さいませ。
落札後はノークレームノーリターンでお願い致します。
■以下、ぴょんぴょんについての参考引用です■
『月刊コロコロコミック』2代目編集長である福島征英により企画を立ち上げられて創刊された雑誌[1]。
福島はコロコロコミックの編集長でありながらも通勤中や企画会議の最中にも自社他社各社の少女漫画雑誌を持ち込んで合間の時間に読むほどの無類の少女漫画雑誌好きであったが、同時にコロコロ編集者の目でそれらを見た場合においては「良い作品がたくさんあっても同じ雑誌なのに同傾向作品(恋愛漫画)が多く、女の子向けなのにおしゃれでカラフルな企画が少ない」という当時の恋愛漫画一辺倒であった少女漫画雑誌の傾向に疑問と不満を抱いていた[1]。
この事から「恋愛漫画だけではなくギャグやファンタジーの漫画も持つ、企画のバラエティーにも富んだ、明るい少女漫画雑誌」を基礎コンセプトとして掲げ「少女向けコロコロコミック」を目指して創刊された[1]。
『なかよし』(講談社発行)・『りぼん』(集英社発行)・『ひとみ』(秋田書店発行:1991年休刊)・『ちゃお』(当時)よりも低年齢層にあたる女子小学生をターゲットとしており、小学館雑誌上では「小学館の学年別学習雑誌」と『ちゃお』の中間にいる読者層を繋ぐジャンクション的な位置付けの雑誌として扱われた[2]。
雑誌名である『ぴょんぴょん』は創刊当時の女の子が好んだゴム跳びや縄跳びなどを念頭に「どんな時でも明るく元気に飛び跳ねる」イメージによって命名された[1]。
これは元となった『月刊コロコロコミック』が男児の「何かに蹴つまづき誰かに倒されても、また起き上がる」七転八起をイメージして「たとえ人生につまずいても何度でも起き上がってほしい」として命名された事[3]により、その流れを汲みつつ好対照となるように付けられたものである。
他の少女漫画雑誌とは一線を画し、主流の恋愛漫画が他誌に比べて非常に少ない替わりに、前述した基礎コンセプトに則った『コロコロコミック』の少女向け版のような玩具やテレビ番組などのタイアップ中心の路線を取り、漫画面でもバラエティに富んだジャンル構成となっていた。
小学館においては少女漫画雑誌部門ではなく、『コロコロコミック』、『小学一年生 - 小学六年生』などと同じ学習雑誌部門[注釈 1]での発行であったため、少女・女性向け漫画雑誌全般で唯一句読点が用いられていた。
玩具とのタイアップ企画(「愛の戦士ヘッドロココ」)、『小公子』などの名作文学の漫画、スーパードッジボール漫画などを掲載していた。
男児向けで、タイアップ中心の漫画雑誌である月刊コロコロコミックのスピンオフ少女漫画雑誌として創刊させた経緯から、男児向けコンテンツもそれなりにあり、代表作の一つである『愛の戦士ヘッドロココ』も、原作のビックリマンが元々男児向けに作られていながら、女児からも支持されていたことによるものであった。
それ以外にも『ウルトラまりりん』(ウルトラシリーズが原作)や、『ずっこけSDライダーくん』(仮面ライダーSDが原作)といった既存の男児向け特撮シリーズを原作とした作品もあったり、コロコロコミック掲載作品の『おぼっちゃまくん』(小林よしのり)も本誌に出張掲載[4]が行われていたりした。
1988年創刊時は隔月刊誌としてスタートしたが、翌1989年1月号より月刊化を果たす[2]。
しかし1992年時点の部数は10万部程度と当時の『ちゃお』同様に伸び悩み、休刊及び『ちゃお』との統合を余儀なくされた[5]。統合をきっかけに『ちゃお』に『コロコロコミック』的なメディアミックス及びタイアップに積極的な姿勢のコンセプトを引き継がせた[6]。
1990年代後半の『ポケットモンスター PiPiPi★アドベンチャー』のヒットでそれが実り[7]、2010年代にかけて同誌の成功要因となった。
2006年からは小学館から『ぴょんぴょん』と同様に幼年層の女児をターゲットにした娯楽雑誌である『ぷっちぐみ』が発売されている。ただし、タイアップ中心で漫画作品が非常に少ないことや、ターゲットが小学3年生までに絞られている替わりに未就学児が含まれていることと、版型がA4変型判である点が本誌と異なる。
『ぴょんぴょん』の連載作家にファンレターを送ると、『ぴょんぴょん』のその連載作家の漫画の「前回までのあらすじ」のページの下段に名前が掲載されたり、その連載作家からイラストがプリントゴッコで印刷された年賀状や暑中見舞いなどが返事として送られてくる事があった。